週7の遅刻生活

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「読書について」を読んで

こんにちは

 

やまさきです

 

今日はショウペンハウエルの「読書について」を読んで感じたことをまとめていきたいと思います。

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今回もベストセラーを読んでみようキャンペーン中の1冊です。

 

↓以下のリンクより確認できます。 

読書について 他二篇 (岩波文庫)

 

早速簡単に概要を。

本書はドイツの哲学者であるアルトゥル・ショーペンハウアー(ショウペンハウエル)によって書かれたものを翻訳された1冊となっています。

表紙には、

『読書とは他人にものを考えてもらうことである。1日を多読に費やす勤勉な人間はしだいに自分でものを考える力を失って行く。』ー一流の文章家であり箴言警句の大家であったショウペンハウエル(1788-1860)が放つ読書をめぐる鋭利な寸言、痛烈なアフォリズムの数々は、出版物の洪水にあえぐ現代に我われにとって驚くほど新鮮である。

 と書かれています。

読書そのものを完全否定する主張ではなく、正しい読書についてショウペンハウエルの視点で書かれた内容であるなと読了後に感じました。

 

構成は3部に分かれており、『思索』・『著作と文体』・『読書について』 を題目におよそ150ページほどでまとめられています。

 

どの章もふむふむと圧巻の納得の嵐が巻き起こっていて、まさに良書です。

 

印象深いポイント

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ここからは読んでいていいなと感じたところをピックアップしていきます。

 

著書は著者の思想の複製品

本書34ページより、

著書は著者の思想の複製品にほかならない。ところで思想の価値を左右するのは素材、つまり著者が試みた思索の対象であるか、あるいは素材に与える形式、素材にほどこす加工、つまり著者が対象についてめぐらした思索であるかのいずれかである。

 とあります。

ショウペンハウエルは、ある本が有名になった時にはその素材のためか、形式のためかを区別するように言っています。

取り上げる素材自体が依存度の高いものなのかそれとも低いものかによって、著者の形式が変わり、それにより最終形が良いものになるのかが決まってきます。

 

【素材】と【形式】、ここではこの2つのキーワードが決め手となりました。

 

文体から思索の密度が見えてくる

本書内で幾度もショウペンハウエルが指摘していたことですが、少しくだけた言い方をすると、

「何も深く考えてないくせに難しい言葉使ってんじゃねえよこんにゃろう」

と言ってそうな箇所が幾つも見つけることができました。

人間の性として持ってないものを持ってるように見せることがあるそうです。

そのため、私は博識で賢者ですよ、オホホホホと言わんばかりにくどい言い回しや高尚な文章を用いては読者から高く評価されるように繕っているそう。

お金のために本を書いている人もこの対象に含まれます。

そこでショウペンハウエル曰く、優れた文体のための第一規則として、主張すべきものを所有することをあげています。

これに尽きるそうです。

 

良書を読むための条件は、悪書を読まぬことである

本書132ページからの節で、個人的に大切な選択基準と感じた箇所があります。

133ページにて、

したがって、読書に際しての心がけとしては、読まずにすます技術が非常に重要である。その技術とは、多数の読者がそのつどむさぼり読むものに、 我遅れじとばかり、手を出さないことである。

 とあります。

表現が過激だなーと思いながら読んでいました(笑)

他の節で、古くから残っている本こそ良書であるともあり、

私の解釈としては、洪水のように溢れだしてくる出版物にそのままあやかって読むんじゃなくって、そういう類の本6割と歴史に残っている本等4割くらいの比率で読めば良いんじゃない?と意見を残したいです。

 

最後の感想として 

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読書の方法論に関するものを大学の授業で読んだことはありましたが、読書そのものについて考える本は読んだことがなかったため新鮮でした。

多読そのものが人生の充実への近道と勝手に考えていた私でしたが、そんなんもんじゃないと考えましたし、

読書は他人がたどった道を後から追っているだけで、反復練習だからということを念頭に置いてこれからは本を読んでいきたいと思います。

 

以上になります。

 

↓改めて今回の「読書について」のリンクは以下になります。

 

読書について 他二篇 (岩波文庫)

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

次回もどうぞよろしくお願いいたします。

 

やまさき